特集 誰一人取り残さない看護教育を目指して
ICTを活用した看護学教育におけるピアサポート活動の実際
鍋島 純世
1
,
藏本 直子
1
,
田尻 涼太
1
,
可児 円花
1
,
名和 優那
1
,
則竹 志泉
1
1金城学院大学看護学部看護学科
pp.290-294
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202248
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金城学院大学看護学部(以下、本学部)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大中の2022年4月に開学しました。ICT(Information and Communication Technology)を活用した医療が進展していることを考慮し、医療のICT化に対応した教育の実践を学部の特色としました。われわれは、デジタル技術の活用による医療変革に対応できる看護人材の育成を目指しています。
本学部ではパソコン(以下、PC)を必携とし、デジタル教科書、e-learning動画教材、学習管理システム(Learning Management System:LMS)などを用いて授業を展開し、加えて、臨地実習では他の看護師養成機関に先駆けて、クラウド型実習支援システムを導入しました。そして、それらのスムーズな運営のために、本学部ではICT教育の推進に特化したICT教育委員会を組織しています。このICT教育委員会では、ICT教育環境の整備や学生のICTスキル向上のために、学部内の教員と情報共有しながら学生支援にあたっています。
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