私論
アカデミック活動に思うこと
江森 誠人
1
1札幌医科大学整形外科准教授
pp.220-220
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei76_220
- 有料閲覧
- 文献概要
2015年から大学に勤務している.毎年大学に所属する研修医,専攻医に,整形外科専門分野の所見の取り方,画像の見方を1年かけて勉強させている.さらに,アカデミック活動として学会発表を行い,その題材(ネタ)を論文化することで,専門医資格に必要な論文1篇を書き上げてもらう.ここ数年でアカハラの問題(有無をいわさず強要できない)や書き方の変遷[生成人工知能(AI)翻訳機能の登場]があり,今後はこのような学術活動の指導も大きく変わっていくのではないかと思っている.どのようにしてモチベーションを高め,維持させればよいのだろうか.
© Nankodo Co., Ltd., 2025