実践報告
看護学生が地域事業の参加をとおして学べた「地域で暮らす人々を支える」こと
西 留美子
1
,
道木 恭子
1
,
柳田 徳美
1
,
山口 亜未
1
,
河野 杏奈
1
,
原 美鈴
1
1帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科
pp.202-207
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202230
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
2025年(問題)に向けて構築された地域包括ケアシステムを担う看護職の基盤となる力は、看護基礎教育においても培われることが期待されている。
帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科(以下、本学科)のカリキュラムポリシーは、「看護の対象を身体的・精神的および社会的側面から全人的に理解する」「看護を提供する多様な場を理解する」などを掲げている。それらを受けて、本学科1年生の教養必修科目「フレッシュセミナーⅠA・ⅠB」(以下、フレッシュセミナーⅠ)において、学生の地域への興味関心の芽生えを目標に、地域事業に参加するプログラム(以下、地域事業プログラム)を企画した。
本稿では、看護学生が地域事業への参加をとおし、「地域で暮らす人々を支える」ことについて得られた学びを報告する。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.