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日本老年看護学会第18回学術集会特集Ⅱ シンポジウム2
地域におけるチームケアを考える
地域で暮らす高齢者を支えるチームケア
The Interprofessional Work Supporting Elderly People in the Community
正木 治恵
1
,
大塚 眞理子
2
Harue Masaki
1
,
Mariko Otsuka
2
1千葉大学大学院
2埼玉県立大学
1Chiba University
2Saitama Prefectural University
pp.22-23
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
- 販売していません
- Abstract 文献概要
地域で生活する高齢者は,いわゆる元気高齢者から要支援・要介護状態の高齢者,終生期を迎えている方など多様であり,その家族や周囲に住む地域住民の方々と共に暮らしている.地域で暮らす高齢者のニーズは,健康,経済,住居,文化のニーズなど多様であり,私たち看護職だけではそのニーズにこたえることができない.必然的に多様な専門職による連携・協働,そしてチームで取り組む支援が必要となる.しかしながら,病院や施設内のチームケアとは異なり,地域では支援を担う専門職が異なる機関に所属しているために,組織・機関を超えて連携しなければならず,さらに地域住民やボランティアなど専門職以外の方々との連携も必要となり,チームケアは困難を極めている.また,入院期間の短縮化や在宅ケアへの移行政策により,地域包括ケアのシステムづくりが喫緊の課題となっているが,医療と福祉・介護との連携がうまくいかない例もよく聞く.
そこで,本シンポジウムでは,地域で暮らす高齢者を支えているチームケアに携わっている医師,理学療法士,訪問看護師にご登壇いただいた.
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