特集 EBPと看護教育
臨床看護が楽しくなるEBP―研究活動をとおして実感した実践を変える取り組み
竹下 悠子
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1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻老年看護学研究室博士後期課程
pp.190-195
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202074
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臨床看護師から大学院進学へ
私は「人のためになる仕事に就きたい」という思いで、子どものころから看護師だけをめざしてきた。看護系の短大進学後は、クラブ活動とバイトに明け暮れ、決してまじめな学生ではなかったが、無事卒業し看護師になることができた。
消化器・血液内科と小児科病棟で8年間の経験を積んだ後、退職し2年間は看護の仕事から離れていた。その間に、英語の勉強を始めたことがきっかけで、せっかく勉強するなら目標をもって取り組もうと思い、看護系大学の3年次編入試験を受験することにした。編入学さらに院進学をした理由は3つある。
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