連載 臨床判断能力の育成! 実践的な思考を促す事例づくり試案・6【最終回】
入院時から仮説を立て、実践していく臨床判断を問う問題
奥 裕美
1
,
前嶋 亜希子
2
1聖路加国際大学大学院看護学研究科
2聖路加国際病院
pp.752-763
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202025
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米国の看護師資格試験であるNCLEX―RN®では2023年から出題方式を大きく転換し、看護が行われる「文脈」を重視し、時間的制約や生じるさまざまなリスクの影響を考慮した臨床判断能力を問うという1)。
それを知って「私たちもそんな問題をつくれないか」と取り組む機会をいただいた今回の連載も、今回で最終回を迎える。NCLEXを主幹するNCSBNは、間近に迫る新しい試験のスタートに向け、継続的に受験予定者や看護系教員など関係者向けに出題・解答方法などについて情報提供を行っている。
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