特集2 遠隔授業はより身近に
Skypeによる在宅療養者参加型コミュニケーション演習―療養者・家族の生活・価値観の理解
岡本 双美子
1
,
池田 直隆
1
,
河野 あゆみ
1
,
藤原 麻子
2
,
永田 芽久美
2
,
立石 容子
2
1大阪市立大学医学部看護学科在宅看護学領域
2ハピネス訪問看護ステーション
pp.398-406
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201483
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取り組みの背景
地域包括ケアシステムの構築に訪問看護は欠かせない。しかしながら、訪問看護師は現在5万人弱、全看護師数の3%に満たない状況1)であり、人材確保・育成が急務の課題である。その解決策の1つとして、数年前から全国各地で新卒看護師を訪問看護師として育成するさまざまな教育プログラムが始まっている2)。
また、看護基礎教育課程においては1997年に「在宅看護論」が必修科目となった。四半世紀を経た2022年からの新指定規則のもとでは「地域・在宅看護論」と名称が変更され、地域で生活する療養者への視点がより重要となるといえる。
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