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書評 強みと弱みからみた在宅看護過程+総合的機能関連図
真島 久美子
1
1愛仁会看護助産専門学校
pp.411
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201243
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在宅看護ならではの学びの指針に
在宅看護論は、平成21(2009)年のカリキュラム改正(第4次改正)時に統合分野として位置づけられ、地域で生活しながら療養する人々とその家族を理解し、在宅での看護実践の基礎を学ぶことが求められてきた。また、終末期看護も含め、在宅での基礎的な看護技術を身につけ、多職種連携における看護の役割を理解することも必要とされている。さらに、少子・超高齢社会による2025年問題に対して、高齢者の尊厳の保持と自立支援の目的のもと、可能な限り住み慣れた地域で人生の最期まで自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)が推進されている。
本書は、このような時代の看護を支える看護師養成のための在宅看護過程の参考書である。
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