特集 リフレクションから授業研究(レッスン・スタディ)へ
小規模な専門学校での授業研究の継続と課題
野黒 愛
1
,
表 美幸
1
,
玉山 浩一郎
1
1加賀看護学校
pp.512-517
発行日 2017年7月25日
Published Date 2017/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200777
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小規模な本校の紹介から
本校は1学年定員36名の3年過程で,専任教員も8名と小規模な市立の看護専門学校である。2015(平成27)年度までは市立の病院が隣接していたが,2016年度から病院が移転したことにより学生の学習環境が変化するとともに教員の負担も増えることとなった。看護教員の仕事はかなり多忙であることはよくいわれており,どの看護専門学校も同じような状況だと思われる。
このように小規模な看護学校の多忙な環境であっても,看護教員の教育能力の向上のためは授業研究が必要である。教員の負担にならないようにその学校のレベルに合わせた実践が求められるが,なかなかできないという学校もあるのではないかと思い,本校の取り組みを紹介したい。
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