焦点 第104回看護師国家試験を振り返って
必要度難易度からみた必修問題を中心にした考察
畑尾 正彦
1
1前日本赤十字秋田看護大学
pp.640-645
発行日 2015年7月25日
Published Date 2015/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200266
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第104回看護師国家試験について,午前1〜25問題と午後1〜25問題および「解剖生理」「病態生理」等に位置づけられる問題から,筆者が選択した午前・午後のそれぞれ19問題・13問題の合計82問題について,第104回看護師国家試験を受験者したN看護大学の学生54名の判定結果を分析・考察したので報告する。
判定方法として,看護師国家試験を構成する全240問題の各小問について,必要度を「必須」「重要」「疑問」,難易度を「平易」「中等」「困難」のそれぞれ3段階のいずれに該当するかを2次元的に判定する修正イーベル(Ebel)法*を活用した。
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