Japanese
English
研究ノート
訪問看護ケア業務の内容別にみた難易度とケア所要時間の関係
Relationship between Difficulty and Time in Visiting Nursing Care
島内 節
1
,
森田(藤谷) 久美子
1
,
亀井 智子
2
,
木村 恵子
3
Setsu Shimanouchi
1
,
Kumiko Morita
1
,
Tomoko Kamei
2
,
Keiko Kimura
3
1東京医科歯科大学大学院 保健衛生学科研究科
2聖路加看護大学
3前日本訪問看護振興財団
1Graduate school of Allied Health Science, Tokyo Medical and Dental University
2St. Luke's College of Nursing
3Former Japan Visiting Nursing Foundation
キーワード:
訪問看護
,
看護ケア
,
難易度
,
時間
,
visiting nursing
,
nursing care
,
difficulty
,
time
Keyword:
訪問看護
,
看護ケア
,
難易度
,
時間
,
visiting nursing
,
nursing care
,
difficulty
,
time
pp.64-66
発行日 2002年12月24日
Published Date 2002/12/24
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
訪問看護の現場では,利用者へのケアの業務別に難易度とケアの所要時間を考慮しながら,看護職の事例分担,訪問スケジュール,ケアプランを立てているが,明確なデータはないので漠然とそれらを決めている.筆者らは訪問看護の難易度について調査を実施した(島内・木村・亀井他,2000).また,同一の調査項目を用いて事例群別にケアの所要時間を測定した(藤谷・島内・亀井,1999).今回は,所要時間以外の患者に対する訪問看護業務の知識・判断および技術の難しさといったケアの難易度とケアの所要時間との関係を見るために,上記2つの研究報告を再分析した.
このような報告はわが国のみではなく,国際的にもなく,ケア業務と所要時間を明らかにすることは訪問看護業務の特徴・専門性を明らかにする上でも重要な資料となる.
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