Scramble Zone
異文化交流が看護教育にもたらす効果─日本の高齢者ケア実践を体験した台湾の学生の1か月研修プログラムの紹介
山川 みやえ
1
,
渡邊 浩子
1
,
牧本 清子
1
1大阪大学大学院医学系研究科統合保健看護科学分野
pp.1146-1151
発行日 2014年12月25日
Published Date 2014/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200059
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はじめに
大阪大学(以下,阪大)では”Live locally, Grow globally(地域に生き,世界に伸びる)”をモットーとして,阪大で実践している教育,研究の成果を世界に発信するためのプロジェクトが推進されている。今回,高齢化が進む日本の医療,保健,介護を学習するために,台湾の台北医学大学の看護学部の学生を受け入れる機会があった。そこで高齢者ケアを中心とした1か月間研修プログラムを実施した。本稿では,その研修が看護教育にもたらした効果を紹介する。
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