活動報告
自主交流会で「語り」がもたらした効果
若杉 里実
1
,
坂本 真理子
2
,
錦織 正子
3
1岐阜大学医学部看護学科
2愛知医科大学看護学部看護学科
3茨城県立医療大学保健医療学部看護学科
pp.1084-1088
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100230
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保健医療福祉の連携の名のもとに,保健師の配属部署も多様化し,さまざまな関連職種との協働が求められている。そのなかで,自らの専門性に悩み,現在および今後の活動に不安を抱く保健師は多い。
そんな折,筆者にかかわりがある政令指定都市,市町村の保健師たちからも,他市の保健師と交流がもてる機会があるとよいという声をいただき,1999年9月に自主交流会を発足した。メンバーはさまざまな年代の保健師から構成され,進め方としては勉強会という形ではなく,保健師として日頃感じていることを自由に語り合える場にしていきたい,という参加者たちの意向に沿って自由に会話する形式とした。
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