特集 求める学生確保のための方策─面接をめぐる課題を中心に
これからの看護専門学校に求められる学生募集・入試の姿勢
沼内 裕
1
,
片貝 哲
2
1東京アカデミー関東国試部
2東京アカデミー町田校
pp.816-823
発行日 2014年9月25日
Published Date 2014/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102808
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はじめに
看護医療系学校受験対策の専門予備校として全国に32校を有する弊社が,看護学校受験対策講座を開講して30年近くになる。筆者(沼内)が弊社仙台校のオープニングスタッフとして講座開講に関わったのが1989年のことで,「東北初の看護学校受験対策の専門予備校誕生」として話題を呼び,地元のテレビ局が取材に来たことが思い起こされる。全国にひと桁しか看護大学がなかったこの当時,通学する学生の大半は看護専門学校の入学を希望しており,高望みすれば国立の医療技術短期大学合格を狙うという状況だった。まさに隔世の感がする。
ここでは,多年にわたり看護学校受験対策に関わってきた経験から,劇的に増えた看護大学の現状にも言及しながら,看護専門学校の学生募集と入試の現状と課題を考察してみたい。
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