日本列島
看護学校入試状況—沖縄県
伊波 茂雄
1
1沖縄県環境保健部
pp.168
発行日 1979年3月15日
Published Date 1979/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205793
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沖縄県の就業看護婦数は昭和52年12月末現在1,359人で,人口10万人当たり126.6人となり,全国平均(昭和51年12月末)の76.4%となっている.また准看護婦(士)数は889人で,これは人口10万対82.8人で全国平均の49.7%である.両者を合計すると人口10万対で全国平均の63.0%で,医師数が同じく57.5%,病床数がらいを除き60.6%(らい病床を含めると70.1%となる)となっているのに比較すると,大体バランスがとれている.
人口比で全国平均の33.02%しかない一般病院については,最近那覇市立病院(345床)をはじめとして個人,法人立の設置が進められており,今後看護婦等の需要が増大すると予想される.これに対し,本県には看護学校・養成所が,3年課程2,准看校3,高校衛生看護科1,准看進学課程2(1つは定時制で,今年は卒業生がいない),助産婦課程1,保健婦課程1および大学保健学部1(入学者60人のうち若干名が看護婦になっている)あり,入学定員は合計550人に達している.
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