映評 ―『チームと取り組むリハビリテーション看護』―リハビリテーション看護のかゆいところに手が届く！

　医療の進歩から，日本の平均寿命は，現在世界のトップクラスにあるが，救命はできても，後遺症として，身体の機能障害をもちつつ生活をしている患者も多くなってきている。発症後の急性期医療だけでなく，リハビリテーションの充実が必要とされており，入院の早期から機能回復および自立に向けた積極的な援助を行うことが重要である。

　この「チームと取り組むリハビリテーション看護」のDVDはリハビリの概論から，リハビリにかかわるあらゆる専門職の役割，それぞれの連携と継続的かかわりの実際，リハビリ段階にある対象の状況が映像で確認できてわかりやすい。