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映評 ―『アニメーションアトラス 人体のしくみ』―学生の“アタマ”を知的に刺激するダイナミックな教材
田中 美智子
1
1福岡県立大学看護学部
pp.63
発行日 2011年1月25日
Published Date 2011/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101661
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「テキストが難しい」「専門用語がたくさんあり,混乱した」「教科書や講義のスライドやプリントは平面で,しかも静止している状態なので,方向性,立体感そして動きがわかりにくい」─。
これらは,初めて『人体の構造と機能』の講義を受けた学生たちの意見・感想の中で多くを占める声です。常日頃,このような意見・感想をもらい,その意見を解消すべく,講義の中で,人体の構造と機能に関して,構造と機能のつながりを重視しつつ,人体ということを学生一人ひとりの「アタマ」の中にイメージしてもらうために,わかりやすい説明を心がけ,話しているつもりですが,テキストやスライドだけではどうしても伝えきれないものがありました。
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