特集 学生から看護師へのホップ!ステップ!を支える教育―国試対策から,学ぶ習慣のつけ方まで
合格へ導くために教員全員で支援
尾田 恵
1
1鳥取県立倉吉総合看護専門学校
pp.494-496
発行日 2014年6月25日
Published Date 2014/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102721
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受講動機
国家試験担当者として,学力に個人差が大きいクラスを担当し,学生をどのように支援しようかと悩み,自分自身の指導力に不安を感じていた。私が担当するクラスは准看護師免許を取得し,さらに看護師の免許取得をめざす2年課程の進学コースである。学生の半数は家事・子育てをし,往復2~3時間かけて通学をしている。個人面接ではいつも子育てや生活費を得るためのアルバイトの話題があがり,自宅での学習時間の確保に苦慮しているようであった。このような学生に学習内容のポイントをおさえ,効率よく国家試験の学習指導をしたいと思い,この講座の受講を決めた。また,看護教員養成研修の看護論演習でご指導いただいた島田千恵子先生の温かみを感じたい,本校でOSCEの導入に向けてご助言いただいた池西静江先生の国試対策実践例を参考にしたいという希望もあった。
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