スポット
クスリづけ
小坂 英世
1
1小坂診療所精神科
pp.64
発行日 1970年2月10日
Published Date 1970/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204613
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精神分裂病の治療に,フェノチアジン系化合物による薬物療法が導入されるようになったのは,昭和30年からであった。
当初われわれは,それまでの治療法――ロボトミー,イミュリン・シヨック,電撃シヨックなど――がそなえていた,治療への不安・恐怖による治療者・患者関係の破壊を,薬物投与によってならまぬがれることができると考えた。
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