特集 「狙い」に合わせたシミュレーション教育の方法
講義─演習─実習のつながりのなかで行うシミュレーション教育―急性期看護学領域での取り組み
大川 宣容
1
1高知県立大学看護学部看護学科
pp.368-373
発行日 2013年5月25日
Published Date 2013/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102384
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
本学では2006(平成18)年度よりシミュレーション教育を始め,現在ではいくつかの領域で講義─演習─実習をつなぐために活用している。モデル・コア・カリキュラム導入に関する調査研究1)においても示されているように,講義,学内演習,臨地実習において統合しながら知識,技術,態度を学ぶことで,系統的かつ実践的な健康課題に対応する実践能力を獲得することが可能となる。各授業科目において,20のコアとなる看護実践能力の育成を目指して,講義─演習─実習の有機的な連携を図るよう,教育内容・方法の改善に取り組んでいる。本稿では,急性期看護学領域におけるシミュレーション教育の活用について紹介する。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.