特集 学校をアピールする! 学生確保のためにできること
課程変更に向けて,改めて教員による広報活動を考える
奈良 育代
1
,
大池 明枝
1
1学校法人穴吹学園穴吹医療大学校保健看護学科
pp.554-559
発行日 2012年7月25日
Published Date 2012/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102120
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少子高齢化にともない,若年層の減少が進んでいる。特に2019年以降の18歳人口の予測減少幅は大きく,専門学校,大学問わず,学生確保は大きな課題であり,学校独自の創意工夫が求められている。
本校における学生募集は学校全体で考えることであり,18歳人口が減少しても学生数の減らない学校づくりに取り組んでいる。その取り組みにおいて,広報活動は大変重要な役割を担っており,特に教員の担うところは大きくなりつつある。学校の教育理念や教育内容,具体的な学生支援と将来像について伝え,選ばれる学校となる必要がある。近年では,入学対象者および保護者や高等学校へのアピールのみならず,広く地域住民に学校を知ってもらい,学校の教育活動や社会貢献について理解を得る取り組みもされている。
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