連載 学生の目 教員のまなざし・18
島人の思いを知る
大川 嶺子
1
1沖縄県立看護大学
pp.447,500
発行日 2012年6月25日
Published Date 2012/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102092
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「島しょ保健看護論」演習で学生が訪れたのは,人口およそ250人,島民の半数以上が高齢者の小離島,久高島である。目的は,島民とのコミュニケーションを通して島民の生活と健康課題に関する意識やニーズを理解すること,ならびに島の利点を活かした健康課題解決のためのアプローチについて考えること。
事前に子どもから高齢者までを想定したインタビューを準備し,区長,診療所医師,看護師などから島の状況を聞いた後は,いよいよ島民を訪ねることに。「島の暮らしはどうですか?」「体の調子で気になるところは?」「健康のためにしていることは?」「島で暮らし続けたいですか?」。
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