連載 PHNサギリが行く へき地の保健師活動紹介記・9
礼文島
青木 さぎ里
1
1自治医科大学看護学部地域看護学領域
pp.1136-1141
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100886
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みなさんこんにちは!サギリです。今月は北海道礼文島へ行ってきました。礼文島は,アイヌの言葉で“レプンシリ”。「沖にある島」という意味です。北海道稚内市から西方約60kmの日本海に浮かぶ日本最北の島です。
礼文島ではストーブを使わない月は,なんと7月と8月の2か月だけ。6月上旬はまだ寒いし,9月も下旬になると冷え込みます。その分,春と夏は短い期間にぎゅっと凝縮していて,6月から7月になると島中に花が咲き乱れます。本州では2000m級,北海道でも1600m級の高山でしかみられない可憐な花々に出会え,島の固有種も多いため,全国の高山植物愛好家たちにとって憧れの島だそうです。
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