実践報告
看護学生による未固定のブタ腎臓の解剖学実習
高柳 雅朗
1
,
野崎 真奈美
2
,
井上 由理子
1
,
村上 邦夫
1
,
川島 友和
1
,
菅原 恵
3
,
小林 里美
4
,
町田 みち子
4
,
高柳 照子
2
,
菊地 由美
2
,
今城 直実
5
,
佐藤 二美
1
1東邦大学医学部解剖学講座生体構造学
2東邦大学看護学部基礎看護学研究室
3東邦大学医療センター大森病院
4東京衛生学園専門学校看護学科
5東邦大学大学院医学研究科看護学専攻
pp.409-414
発行日 2012年5月25日
Published Date 2012/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102080
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はじめに
筆者らは,看護学生に腎臓の構造と機能を深く理解させ,解剖学への関心を高め,ホルマリン固定されたヒト御遺体の解剖標本見学(以下,ヒト解剖標本見学)での学習効果を高めることを目的として,未固定すなわち生のブタ腎臓を用いた解剖学実習を実施している。本論文では,ブタ腎臓の解剖学実習の実践と,学生を対象とした質問紙調査について報告する。
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