特別記事
英国におけるDeaf peopleへの看護教育の現状について
栗原 房江
1,2
1東京大学大学院経済学研究科READ(Research on Economy and Disability:経済と障害の研究)
2聴覚障害をもつ医療従事者の会
pp.680-686
発行日 2011年8月25日
Published Date 2011/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101851
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2011年5月10日(火),英国北西部マンチェスターにあるUniversity of Salford(以下,サルフォード大)を見学させていただきました。今回の見学は2004年頃,大学院修士課程在籍時にDeaf peopleへ精神看護分野の教育を行う試みがなされているとの情報を得,その後,支援担当者であるNaomi Sharples氏と情報交換をさせていただいていたことに端を発しています(写真1)。2010年末,CNR Maltaへの参加が決定し,英国を経由することになったこともあり,2011年1月に見学の依頼をしたところ,快諾をいただきました。
英国と日本,看護教育や看護師および障害者に関する法律等,その概念は異なる点も多々あることと思われますが,見学により得られた情報や経験を日本国内において共有させていただきたく思い,ご報告いたします。
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