焦点 看護大学教育の理念とカリキュラム
解説
英国における看護教育
野嶋 佐由美
1
,
三好 智美
2
1高知女子大学家政学部看護学科
2日本看護協会看護研修センター
pp.595-602
発行日 1993年12月15日
Published Date 1993/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900170
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
筆名らは日本看護協会の先駆的保健活動交流推進事業「海外保健活動調査研究事業」の一環として1993年10月に英国を訪問し,英国の看護教育を視察する機会を得た。今回は,シェフィールドハラム大学,英国看護協会,英国看護・助産・保健中央審議会(The United Kingdom CentralCouncil,UKCC)などを訪問し,看護教育に関して貴重な示唆を得た。
英国の看護教育はまさに移行期にあり,柔軟な発想で新たな教育システムを開発し,看護教育を改革している。それは「プロジェクト2000』に基づいた教育改革であり,4年制大学との連携および大学教育への移行をめざす教育改革である。『プロジェクト2000』およひ英国の看護教育の変遷に関しては,季羽1)が示唆に富む概観を行なっている。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.