連載 先輩に学ぶ講義法・10
新保幸弘先生に聞いた「講義評価」
池田 智子
1
1神奈川県立よこはま看護専門学校
pp.942-949
発行日 2009年10月25日
Published Date 2009/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101325
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私の考える講義評価
私は,これまで講義評価とは,(1)授業をよりよいものに改善するためのもの,(2)カリキュラム全体を評価するために講義の目的・目標が学生たちに伝わったか,組み立てが妥当であったかを評価するためのものと考えていた。
私の勤務する学校では,重点課題として授業研究への継続的な取り組みや科目毎の授業評価を実施している。私は,そこから得られる他者評価や学生からの自由意見,定期試験の結果から講義評価をしてきた。評価により,自分の課題や改善点がわかり,次の講義につなげるために欠かせないものである反面,特に教員になりたての頃は,自分の講義に自信がないなかで評価を受けることにとてもストレスを感じることもあった。
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