連載 先輩に学ぶ講義法・8
堀喜久子先生に聞いた「講義教材研究」
池田 朋子
1
1神奈川県立よこはま看護専門学校
pp.764-769
発行日 2009年8月25日
Published Date 2009/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101284
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私が考える講義教材研究
講義では,教材を通して教員が学ばせたいこと,学生が学びたいことが一致することが求められるが,看護の経験がある教員と経験のない学生との間でその教材が十分活用できているか,教員はいつも試行錯誤している。教材には,教科書をはじめとするテキストや図や表,視聴覚教材などがある。授業を構築するにあたり,これらの教材を教員である自分自身が学習し,解釈しながら,教育目標と照らし合わせて,どのように活用するかを考え教材研究に取り組んできた。
堀喜久子先生のお話を通して,これまで私が行ってきた教材研究は,講義の準備段階を中心にとらえていたが,講義のなかで起こっている学生の反応,教師である自分自身の内面的な変化も教材化していることを認識することができた。
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