特集 カリキュラム改正手続きをスムーズに行う―看護教育の質向上をめざして
第3部 教育課題への挑戦
教育内容の充実をどう図るか―改革にむけての新たな視点
吉田 文子
1
1東京都済生会看護専門学校
pp.50-53
発行日 2008年1月25日
Published Date 2008/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100845
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
今回の指定規則改正(案)の趣旨は,①教育内容の充実,②看護技術力の強化と明示されている。前回の改正から10年余りが経過し,この間,教育現場では,前回のカリキュラム改正の趣旨を受けて,独自科目の開設や教育方法の改善などさまざまな取り組みが行われてきた。それゆえに,今回のカリキュラム改正はこれまでの実践をふりかえり見直していくための好機であると理解したい。
ここでは,今回改正の趣旨に照らして,これまでの教育実践・学校経営がどのような性格のものであったのかを整理する一助として,新たな視点を提案してみたい。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.