学会印象記 第31回日本理学療法士学会に参加して
盛り沢山の内容で充実した学会
松崎 洋人
1
1埼玉県総合リハビリテーションセンター
pp.514-515
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104587
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新緑が眩しい5月16,17日の両日,愛知県理学療法士協会の担当により,第31回日本理学療法士学会が開催された.今回の学会は名古屋市立大学病院技師長の野々垣嘉男先生を学会長として,「理学療法の基礎」をテーマに名古屋市のほほ中央にある名古屋国際会議場にて開催された.この広大な敷地のなかにそびえ建つ近代的な建物のなかで,全国各地の施設から出席したPTによる総演題数523題の演題発表が行われた.
名古屋市は私にとって初めての訪問先であったが,自動車や陶磁器など世界的産業を誇る都市だけあって,今回の会場のような近代的国際会議場のほか港も近く,国際都市のイメージを強く感じる所であった.また,大都会にしては近隣の豊かな自然が縮景された名所も多く,5月のさわやなか風に吹かれながら気持ちの良い2日間を過ごすことができた.
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