学会だより 第62回日本超音波医学会
充実した内容と十分な議論を
谷口 信行
1
1自治医科大学臨床病理学教室
pp.909
発行日 1993年8月15日
Published Date 1993/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901647
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日本超音波医学会第62回研究発表会は,1993年5月5~7日の3日間,東京の都市センターを中心に2,000人余りの出席者を集めて開催された.学会期間中4つの会場を用いて,朝9時から夕方5時までみっちりと各分野について議論が交わされた.
本学会は1962年に発足し,春と秋の年2回開催されるものであり,既に30年余を経過している.本学会の大きな特徴は,学会の構成員が医師,検査技師などの医療サイドの人間のみでなく,エンジニアをはじめとする工学サイドの参加により,超音波医学の発展を目指していることである.また,その検討範囲は超音波の物理学的な基礎から始まり,臨床的には消化器,循環器,産婦人科領域,体表臓器などすべての臓器に及んでいる.
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