特集 看護学生の論文 大賞・入選論文の発表
看護学生の論文22篇
ショートステイを利用している高齢者の適応に関する研究
大島 寛子
1
1山梨県立看護大学看護学部
pp.652-655
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100455
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はじめに
現在の日本は,老年人口が18.0%(2001年)と高齢化が進んでいる。特に,介護を必要とする高齢者が増加し,在宅介護の必要性が求められている。その支援策として「訪問介護」「通所介護」「ショートステイ」を大きな柱として,サービスの充実が図られている。
特に,「ショートステイ」は,介護者の都合で利用されがちであるとか,環境の変化による高齢者の状態変化などが起こりやすく職員の対応も難しいなどと言われている。そこで,ショートステイ利用高齢者の適応について明らかにすることで,ショートステイ利用高齢者への理解を深め,今後のよりよい環境作りと,看護援助に活かすために調査し,分析を行った。
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