連載 家族を考える・5
「家族」の避難場所としてのショートステイ
溝呂木 忠
1,2,3
1社会福祉法人緑友会特別養護老人ホーム小川ホーム
2小平市高齡者在宅サービスセンター
3小平市在宅介護支援センター
pp.416-417
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901151
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いつも介助が必要な者がいる家族は,時には疲れ果ててしまう。夜中に大声を出したりされるとおちおち眠ることもできない。介助の仕事には定休日がないし,介助される側も自分が厄介者になっていると感じたり自尊心を傷つけられているかも知れない。そのような時ショートステイは,こじれていた関係や深刻な思いを一時棚上げにする機能も持っている。
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