研究
在宅ケアマネジメントの効果と評価指標に関する研究
中谷 久恵
1
,
島内 節
2
,
望月 弘子
3
,
泉宗 美恵
3
,
雨宮 きよ子
4
,
大石 貞美
5
,
藤江 千歳
5
,
森下 安子
6
1島根医科大学医学部看護学科
2東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
3社団法人山梨県看護協会
4貢川訪問看護ステーション
5富士吉田市役所
6高知女子大学看護学部
pp.408-413
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902617
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■要旨
本研究は,地域で働く看護職がケアマネジメントの方法と業務を理解し,ケアマネジャーの専門性を高める技術を習得することを目的に,ケアマネジメントの効果を測る評価指標と評価方法について検討した。
対象者は在宅サービスの利用者23人とそのケアマネジャー10人(保健師7人,看護師3人)である。インテークから評価までの約3か月間を継続的に管理し,再アセスメントと利用者へのアンケートにより評価を行った。ケアマネジャーの評価指標は自立度変化と援助目標達成率とし,利用者はニーズ解決率と生活満足感,サービス満足度を設定した。評価指標問の関連については相関係数を用いて検討し,自立度と生活満足感の変化については,援助目標達成率,ニーズ解決率,サービス満足度との関連をMann-Whitney検定により分析した。
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