特集 「地区診断ができない」を克服する
【実践例2:住民参加の地区診断】健康な地域づくり活動を住民とともに歩む
森合 真由美
1
1雄和町福祉保健課
pp.584-589
発行日 2001年8月10日
Published Date 2001/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902465
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私たちは,「地域づくり型保健活動」の展開方法を用い,安心して健康な生活を送ることのできる地域づくりに,地区住民とともに取り組んできました。その過程で,話し合いで出てきた疑問や現状を把握するため,地区住民を対象にアンケート調査を実施しました。
地区診断は,「地区を把握し,これからの活動指針を生み出す」ことといわれています。「地区で協議会を立ち上げ,住民とともに取り組む健康な地域づくり活動」にも,地区診断の要素が含まれています。本稿では,「地区診断」を念頭に置きつつ,住民とともに健康な暮らしを描き,地区活動の手引きともいえる構想書を作成するまでの雄和町での取り組みを紹介します。
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.