調査報告
実践現場の情報から施策につなげる思考への期待—『平成9年度保健婦(士)活動領域等調査』における都道府県,政令市,特別区における概要から
半澤 節子
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1前・厚生省保健医療局地域保健・健康増進栄養課保健指導室,現・東京都衛生局総務部地域保健課保健指導調整係
pp.44-56
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901921
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はじめに
本調査は,平成9年度5月1日現在の保健婦(士)の活動領域を調査したものであり(以下,保健婦活動),地域保健法施行後初めての調査である。前回の記事(本誌54巻11号)では,主として市町村の保健婦活動領域について紹介した。
今回は都道府県と政令市,特別区について,その概要を紹介し考察を加える。介護保険制度の実施に伴い,高齢者保健医療福祉制度が多様な影響を受け,変わりつつある中で,これからの保健婦活動を展望してみたい。
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