連載 人とであって花一匁・7
私たちのこと見てますか,天国の倉田さん(その2)—悔しさをバネに
宮崎 博子
1
1山口県防府健康福祉センター
pp.584-589
発行日 1997年7月10日
Published Date 1997/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901607
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先月号では,1人暮らしをしていた精神障害者の倉田さんの突然の死に遭遇した私が,保健婦として葛藤しそして決意したことについてお話ししました。この「倉田さんの突然の死」という悲しい出来事から約2か月経ち,平成3年度がスタートしました。倉田さんの死を最初に発見した小森さんは,やはり心配したように病状が悪化しました。しかし入院治療中ながら,回復の一途をたどってくれてほっとした,そんな頃のことから今回はお話を始めます。
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