特集 さまざまな人事交流
保健環境センター(衛生研究所)に勤務して
寺西 衣姫
1
1石川県七尾保健所
pp.866-868
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901438
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はじめに
育児休暇が明けて,私が保健所に出勤したのは平成4年3月14日の,世間でいうホワイトデーのこと。衛生公害研究所長の西正美先生が来所され,「衛生公害研究所にも医師や栄養士,保健婦たちが必要なのだが,人事当局も簡単にはイエスとはいわず,なかなか難しい」と話されたのを,何人かと一緒に他人事として聞いておりました。その私が保健所から衛生公害研究所への異動の内示を受けたときは戸惑いました。
衛生公害研究所は,同年4月に石川県保健環境センター(以下,当センター)と改称しました。当センターは管理,微生物,生活科学,環境科学,環境放射線の5部と情報科学,化学調査の2室からなり,私は情報科学室情報教育担当に配置されました。当室は,その他に統計情報担当,疫学情報担当があり,人口動態統計,患者調査の集計など県庁各課はじめ,保健所,看護学校,病院,精神保健福祉センターなどからの調査の集計・解析の協力依頼や,当室独自のテーマの研究を所管します。
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