特集 さまざまな人事交流
病院在宅医療分野へ
佐間田 三七江
1
1川崎市立井田病院保健医療部
pp.869-871
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901439
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
医学の発達による治療技術の向上,生活様式の変化による疾病構造の変化,社会の情報化など,さまざまな要因により個人の価値観も住民の健康観も多様化してきている。地域保健法の実施に伴い,保健所や市町村によって健康な生き方のための地域での健康づくり政策が展開されようとしている。
私が保健所保健婦活動から離れて約5年がたつ。福祉分野,がん検診センターを経て,現在は病院在宅医療分野で働いている。保健婦の人事交流が注目される保健行政とは異領域の立場であるが,人事交流というテーマについて,まとまったことは言えないが,考えていることを述べさせていただきたい。
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.