特集 精神保健福祉法を生かす活動
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吉田 知可
1
,
城 巳佐子
1
,
小林 千種
1
,
大神 貴史
1
1大分県中津保健所
pp.785-789
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901424
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はじめに
平成7年6月に改正された「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」により,精神障害者の自立と社会参加促進のための援助が明確化され,精神障害者が地域で疾患と障害を持ちながらも暮らせるような法律上の位置づけがなされた。
このような現状のなかで,精神保健活動の拠点として保健所はどのような役割を果たしていくのか,本当に精神障害者の健康と生活を守るには何をしなければならないのかを地域に根ざした活動と展開を求めて,中津保健所の活動を「住民との交流」「就労の増加」「住居の確保」の3つのキーワードに則して紹介する。
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