連載 国試を読む・1【新連載】
精神障害者への関わりの原則
村山 正子
1
,
杉山 郁子
2
,
長岡 常雄
3
,
山本 延子
4
,
長島 いづみ
5
,
吉田 知可
6
1富山医科薬科大学医学部看護学科
2静岡県健康福祉部健康増進課
3東京都衛生局医療福祉部
4千葉県医療技術大学校
5東京都北区健康推進部王子保健センター
6大分県中央保健所
pp.48-55
発行日 1998年1月10日
Published Date 1998/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901717
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連載開始にあたって
第83回保健婦の国家試験(1997年2月24日実施)から出題方法が変わり,これまでの主観式問題は,状況設定問題による客観式問題となりました。また,保健婦助産婦看護婦法施行規則の一部改正により,試験科目が「公衆衛生看護学,疫学,健康管理論」から「地域看護学,疫学・保健統計」に改められました。これらの改正に伴い,保健婦国家試験出題基準が作成されたことは,本誌1997年9月号で紹介されました。
さて,国家試験の受験を目指している学生のみなさんの中には,状況設定問題はどうも苦手だと受け止めている方はいませんか。また,新任期の保健婦のみなさんは,現場で問題解決が困難な事例に出会ったとき,学生のときに学んだ原理原則に戻り,これを生かす活動をしているでしょうか。
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