特集 大規模災害対策における保健婦の役割
[救援に入った保健婦の声]
阪神淡路大震災支援活動を体験して
竹内 美知枝
1
1滋賀県大津保健所
pp.718-719
発行日 1995年9月10日
Published Date 1995/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901211
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震災の地 神戸へ
私は,滋賀県からの保健業務支援の第13班の一員として2月27日に神戸に向かい,3月2日までの4日間そこで活動した。
JRに乗車して大阪を過ぎるころからポツリポツリと青いシートが目につきだした。そのうち線路沿いの手の届きそうなところに,無残に全壊した家々が目に飛び込んでくる。胸が押しつぶされる思いがした。
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