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阪神淡路大震災の復興行政は?
根本 悦子
1
1出会いの医療をつくる会
pp.344-345
発行日 1996年5月25日
Published Date 1996/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901463
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生活再建の目途
早いもので,気がついたら阪神淡路大震災からもう1年以上たっている。友人の何人かは,実家が被害を受けたりけが人を出したりしていたが,幸いなことに亡くなったという便りはなかった。みんな無事になんとかやっているのだろうか。
当時は少しでも支援できることがあればと少ない金額だが,機会があれば募金にも応じた。いったい現地はどうなっているのかと,時間があればテレビの前に釘付けになる毎日だった。そうした混乱のなかで,全国から駆け付けたボランティアの活躍ぶりが話題になり,ボランティア元年という言葉が生まれたのは,まさにけがの功名であった。
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