調査報告
保健所・市町村における実習指導者の養成と課題
福間 和美
1
,
大西 早百合
2
1京都府立医科大学医療技術短期大学部
2京都府立保健婦専門学校
pp.136-145
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901094
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はじめに
看護婦等養成所の運営に関する指導要領には,実習指導者の要件として,『原則として必要な研修を受けたもの』となっており,また,同運営に関する手引きには,『必要な研修とは,厚生省が実施している実習指導者講習会またはこれに準ずるもの』となっている。
実習病院における看護婦らの実習指導者講習会は,厚生省の各地方医務局で実施されているが,この講習会のカリキュラムは6週間以上となっている。京都府においては,昭和54年度から臨床実習指導者(看護婦)講習会(6〜7週間)を開催し,病院における実習指導者の養成数は527人(平成5年度)にのぼり,量的確保においては一定の効果をあげている。
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