特集 母子保健の新たな風
保健所・市町村それぞれの可能性
河上 浜子
1
1厚生省健康政策局看護課
pp.197-200
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901108
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母子保健法等の一部改正
「いよいよ市町村の時代到来」と思いつつも,全国約3000の市町村のどこに生活していても同じレベルのサービスが提供されるかどうか多少の不安は残る。しかし,市町村が創意工夫を凝らし,地域の実情に応じた効果的・効率的な母子保健施策を展開することが,法律上可能になったことの方が拍手すべきことではないだろうか。
今回の母子保健法等の一部改正の趣旨は,多様化する行政ニーズに対応し,住民に最も身近なサービスを提供することができる市町村において,一貫したサービスの提供を図るための事業の実施主体を市町村に一元化するなどの改正が行われた。
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