調査報告
在宅ケアにおける病院とコミュニティとの共同的取り組みの評価
中谷 久恵
1
1公立雲南総合病院医療社会事業室
pp.899-903
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901028
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
急速な高齢化の進展による要介護老人の増加から,在宅ケアが重視され,医療機関からの訪問看護の必要性が高まっている。1991年に日本看護協会が行った調査によると,訪問看護を実施している病院は全国で886であり,これは1985年の同調査の約2.7倍である1)。
病院が行う訪問看護は,その地域全体における在宅ケアの質の充実を目標に,コミュニティと共同し地域のニーズに応じたシステム化を進めていかなくてはならない。
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.