特別記事
アメリカ合衆国HIV・AIDS看護研修レポート[3]—PWAをサポートする人たちとシステム
石原 美和
1,2
1東京大学医科学研究所感染免疫内科
2エイズ予防財団
pp.878-883
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901024
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このレポートは,1993年3月から7月までエイズ予防財団から派遣された米国シアトルでの看護研修を中心に,米国のHIV/AIDS看護についてレポートしています。現在私は,東大医科学研究所で研究のかたわら,約100名のHIV/AIDS患者のメディカルケースマネージメントに携わっています。わが国の現状と比べながら皆さんに,米国のHIV/AIDS看護の現状をお知らせしたいと思っています。
8月7日から12日までの国際エイズ会議をはじめ,エイズ看護関係の会議で走り回っていたため,1回お休みさせていただきました。8月号の予防・検査に続き,9月号では外来看護の前編として,シアトルのAIDS外来のシステムや外来の重要性とともに,マジソンクリニックで出会ったナースのキャロルやAIDS患者デニスの話を報告しました。今回は,その続き,外来看護後編をお話ししたいと思います。
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