連載 保健婦はおもしろい
3K?がいっぱい!!
広木 正枝
1
1栃木県足利保健所
pp.753
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900757
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7時10分,抜けるような空の青さと北西の風がやや強い中,私の愛車アコード2000は,今朝も快調に自宅をスタートする。果てしなく広大な関東平野,そこに大蛇のようにRout 50が私の勤務地「足利」へと横たわっている。すると突然!左手前方に白い巨大な塊が座っているではありませんか。「ヒェーッ!」あれは?もしかして?「富士山!」私は感動の瞬間を楽しみます。8時30分,私は歴史の都,小京都「足利」の保健所にいます。足利は,洗練された美しい街並みと都会的センスを持ち合わせた住民性がかもしだす,脱栃木的都市です。1市1保健所という行政単位は自然に,市と県の役割が明確にされ驚くほどスムーズに割り切った行政が機能しております。
「県は転勤があって大変ですね。遠距離通勤は大変でしょう?」
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