連載 WHO看護開発協力センターニュース・6
WHOの折々の手紙から
清 真佐子
1
,
太田 喜久子
1
1聖路加看護大学
pp.748-749
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900754
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WHO看護開発協力センターである聖路加看護大学には,WHO本部やグローバルネットワーク事務局などから,さまざまな書簡や定期刊行物が折々に送られてくる。現在,定期的に送られてくるニュースレター類は『Newsletter』,『AIDS NEWS』,『Safe Motherhood』の3種類である。『Newsletter』は主にグローバルネットワークの健康科学教育活動に関する動きを伝えるものであり,『AIDS NEWS』はAIDSに関するWHOグローバルプログラムの報告,『Safe Motherhood』はWHOによって全世界的に行われている母子保健活動についての報告がなされている。
AIDSや女性の健康問題に関わるテーマが,それぞれ独立したニュースレターを構成しているという事実は,昨年のグローバルネットワークミーティングにおいて,この2つの問題が緊急の話題として議事に提出されたことと深く関係していると言えよう。これらのニュースレターは各々海外から郵送されてくるため多少の時間的な誤差が生じることは免れえないが,その時々のグローバルネットワークの関心事を垣間見ることができ興味深い。
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