特集 これからの保健婦教育—現場での戸惑いを中心に
3年間の地区活動学生実習を通して—市町村の立場から
能見 恵子
1
1兵庫県朝来郡朝来町住民福祉課
pp.696-701
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900746
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はじめに
人口の高齢化が進み,社会の変化とともに保健婦活動も,健康管理,健康づくり,寝たきり・痴呆症などの予防活動をはじめ,在宅療養者の看護活動など,直接援助にかかわる業務も増えている。
赤ちゃんから高齢者まで,一番身近にいる町保健婦は,在宅での生活・地域での生活を支えるために,保健,医療,福祉の関係機関との連絡調整や,家族・住民同士のつながりを引き出すなど,地域の多様なニーズに対応できる質の高い活動が求められている。
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